私が王馬を推してて、王馬絡みの創作してることも知ってるリア友に「王馬って〇〇じゃん?」みたいなことを言われると、一瞬「ああそうだね」って言おうとしたあと、ふと冷静になって「いや、正直わからん…」ってなる。
正直わからん。
王馬に「王馬ってこういうヤツ」って言えるようなところが果たしてあっただろうか?
嘘つきだったということ以外は何も残っておらず、そしてその嘘ですら果たして何が嘘だったのか?すらわからない。
自分には王馬って〇〇だよねと語れるほどの解像度がない。
王馬のことを全て知りたい。些細なことも全部理解したい。全部教えてくれ!思う反面、
理解し尽くしたと思えるような底の浅い、と言ってはあれだが、理解し尽くせるような単純な構造をしていてほしくない理想もある。
永遠に迷宮入りの謎のような男であってくれ。
ここに2つの考えがある。
王馬くんは最原ちゃんが好きだから探偵が好きなのか?
それとも探偵が好きだから最原ちゃんが好きなのか?
(ただし最原ちゃんが好きなことは確定とする)
この2つにはそれぞれ別の良さがあって、最原と出会って最原を知り、最原が理想の人となったのか。
それとも、元々探偵や最原のようなタイプが好きで、目の前に突如理想の人が現れたのか。
(ただし最原が理想の相手なのは確定とする)
最原が理想の人となったとする場合、別に好みでもないのに何故か惹かれているという妄想が生まれ、理想の人が最原だったとする場合、実は最初っからずっと気に入っていたという妄想が生まれる。
ただし、いかなる場合も多分最原の理想の相手は王馬ではないと思うのだった。