・円高と円安では介入の難易度が全然違う。円安誘導は円で外貨買いまくるだけだけど、円高誘導は外貨準備を超えてできない。介入して失敗すれば次はないため、投機筋に狙い撃ちにされる。日銀は動くに動けない状態。
・リフレ派がアベノミクスを褒めてた頃、どの程度の相場が適切か聞いたらほぼ全員110円から120円くらいの話してた。130円超える円安想定してる人なんて1人もいなかったよ。その事実だけでも、今の円安は彼らの想定外。
・教科書的には「円安からの国内投資、輸出増、雇用増」の好循環が期待されるが、そうならないのには理由がある。一番大きいのは格差拡大による内需不足。
その他複合的要因として、「各国が保護主義に振りはじめたので、輸出増えにくい」。つまり、日本で自動車作ってもアメリカは買わない。ヨーロッパも昔ほど買わない。だから国内投資にならない。熊本の台湾企業の投資は、世界的に不足してる半導体だからだろう。
円安どこで止まるかね。真面目に怖いけど。