『デリコズナーサリー』ヴィランが差別を受ける立場の人々というのはまぁいいんだけど、貴族という権力構造の上にいる主人公が「ドブネズミの臭いがする」みたいな発言することに批判的な目線が加えられることも特になく、見ていてだいぶ居心地が悪い。
反差別や政治性を特に意識してなくても、こういう時って被差別的な立場の人々に対して多少は同情的なムーブをさせるものかと思うんだけど、このまま進行していって大丈夫なのだろうか?
ヴィランには「オカマ」や薬物中毒者が含まれるのだが、特にステレオタイプを脱した描き方がされてるわけでもないのも気になる