『虎に翼』寅子がデミロマかもしれないという擁護(?)の意見に対しては、「デミロマだとしても作品として『恋に落ちてハッピーエンド』に見える以上、恋愛伴侶規範的であり非常に微妙」と思う。
わたしはAロマンティック/Aセクシュアルスペクトラムが、ロマンスを盛り上げるための「乗り越えるべき壁」にされたり、都合のいい設定として扱われたりするのは反対だよ。
同じような扱い、今までもさんざん見てきた。
“ラブストーリーにAセクシュアルないしAロマンティックが“使われた”とき、恋愛的指向や性的指向が否定されたり、矯正されざるを得ないのは、(あるまじきことですが)分かります。
なぜなら、ラブストーリーとは「恋愛や性愛の成就という『ハッピーエンド』に向かい、さまざまな障害を乗り越えていく」という仕組みをもつものだからです。”
http://cutmr.blog.fc2.com/blog-entry-47.html
シス男性同士の恋愛関係については考証を入れているのに、Aスペについては入れないのであれば、「後者ならチョロっと適当に出してもいいと思ってらっしゃる?」という気になるし