日本における戸籍とは、歴史的経緯をたどれば、天皇が「臣民」を統べるための「臣民簿」だったことが分かると、『天皇と戸籍』に書いていた(だから皇族には戸籍がない)。
戸籍は、同性同士で結婚を望む人、トランスパーソンなど、多様なジェンダー・セクシュアリティの人たちのライフスタイルに即した整備がされておらず、人々に「伝統的家族観」を強制する装置として働いてる。
また天皇制と不可分なものなので、「単一民族国家」などの国家観、その裏返しであるレイシズムやゼノフォビアとも関係があるでしょう
https://honto.jp/ebook/pd_30604899.html