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「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」、海外レビューなど見ていると「ニヒリズムは最悪の選択肢だと教えてくれる映画」だとキチンと書いてあるんだが、案の定日本語圏だとそういう視点が全くなしに批判している感想が多くてゲンナリ。まあ無自覚ニヒリストには通用しないよな。

twitter.com/crow_109/status/16

国家政治が良くならないのは国民の政治的無関心に原因があり、無関心が生まれる根源はニヒリズム(どうせ何をやっても無駄という諦め)だから、こういう映画を見て何となくでも気づきを覚えてくれる人が少しでも増えるといいんだけどね。

MCUのアレやアレと比較すると……(ネタバレ注意) 

やっぱりキャラクター、特に女性描写の丁寧さにダンチの差があって、似たようなネタを扱っていてもEEAAOの方が「格上」感が凄いんだよな。予算は十分の一なのに。
逆に言うと、ふんだんに予算を使いまくってもあの程度のものしか出来ない(しかも下請けを食い潰している)ことが現在のMCU最大の問題なのだと思う。ていうか作品を作りすぎなのだな、やっぱり。

ドクター・ストレンジは批判されてるようにミソジニスティックな話だと思うし(ドラマで一回伏線張ってるとはいえ)、アントマンも面白かったが、ファミリー映画の領域を出るものではなかったからなあ。

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