ちび6とライバルのクマ 

ちび6がつれてこられた部屋にはクマのぬいぐるみの先輩がいました。
ちび6が大好きなナナリーと話している時はテーブルの上に乗せてもらって見つめ合って楽しいですが、時折、ナナリーの腕の中にはそのクマがいるのです。
大好きなナナリーの手はクマのぬいぐるみをなでなでとしていますが、ちび6の頭の上には来てくれません。
ナナリーとお話できることは楽しいことですがちび6はそのときとてもモヤモヤとしたものを小さな胸に抱えているのです。
そのクマではなくてぼくを抱きとめて欲しいのに拙い言葉ではナナリーにそれを伝えられません。
もどかしい想いを持て余していたちび6は、先日大きいロックマンに教えてもらった魔法を思い出しました。
ぽんっと軽い音を立ててちび6の手に一輪の花が現れます。
背丈より大きいそれをがんばってナナリーに差し出せば、可愛らしい顔で微笑んでくれたのでちび6はクマ先輩に勝った気持ちでいっぱいした。

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ちび6とライバルのクマ 

おけさん……!?クマ先輩は、クマ先輩呼びは反則ですよ……ちび6のかわいさはどこまで…… :kopoo_00:

ありがとうございます! 

ちび6にはどうにも出来ない偉大なクマ先輩でした。時折7ちゃんと一緒に寝ているところも知ってるので負けられないのです🤭

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