自分の観測範囲を自分のいる場所や所属や組織を主語にして語ることによって、同じ「ところ」にいる観測範囲外の人を除け者にしてしまう危険性は意識しておきたい。
たとえば「沖縄県民はお祝い事でケンタッキーフライドチキンを買う」みたいな言い方されると「うちは親族含めそんな風習ないが代々沖縄生まれ沖縄育ちだぞ?」みたいになる。これは失笑しながら言えるような話だけど。
観測・認識可能範囲外の存在を意識するだけで、無自覚に疎外したり差別する危険性は低くできるのではと思う。そう信じたい。
できるだけ冷静な頭で言語化する、という行為を定期的にやらないと、感情で歪んだ見方が固定化されたり、意識が引っ張られてしまう実感がある。だからそうならないために、感情起因の思考は他者に見せずにその辺の裏紙とかに書き散らして、そこからちゃんと冷静な頭で推敲していく。思い出しちゃって引きずられるけどね。でも感情起因だからこそ大事なステップなんだよね。我慢する癖がつくと正しく怒れなくなって自分にも近くにいる周囲の人にも良くないから。でも感情的になってると、冷静になったらすんなり導き出せる「自分にとっての最適解」が見えなくて、不利な手を打ってしまう。
その一環でちょっとpostしました!
おやすみなさい。