『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない―自分の言葉でつくるオタク文章術』三宅 香帆
文章術の本は他にあれど推し語りに特化したのってないので面白い切り口の本である。とにかく「なるほど、うんうん」と頷く箇所が多くて私も早速実践してみたいなと思う。大事なのは細分化。神は細部に宿るのと同じ。言語化とは細分化のことなのである。具体的にどこが刺さったのかを言葉にすることが自分の言葉で推しを語ることに繋がるのだ。大SNS時代だからこそ、他人の言語化に頼らないことも大事。推しを語ることは自分の人生を語ることでもある。推しを愛でながら自分もちゃんと愛でることができる人生を歩みたいものですね。
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