ノンフィクション 特にルポに関して
大体のルポ物を読んでると、文庫や新書サイズで数百円、単行本でも1800円程度、カラー写真が多く入って2500〜3000円で買えるのはとんでもなく安く思う。
とても自分では体験出来ない事柄や踏み入れられない場所に行ったり、話を聴けない人からインタビューをとってこの値段よ。
犯罪物だと、獄中の受刑者と手紙のやり取りをして掲載。
被害者家族や遺族、加害者家族や関係者に取材をしてそれを掲載する。
自分なんかには当然ながら出来ないこと。
それを読んで知ることができるのは凄いことだと思う。
あとは軍事系ジャーナリスト。
紛争地に赴き、従軍したり潜り込んで現地取材をして来る人たち。
そもそも戦地に赴くということが常識外な訳でそれだけでとんでもない価値。
『国境が封鎖されているので現地のコーディネーター経由で国境付近の村に潜ってそこから現地人と行動して目的地に行きます。変なコーディネーターに当たると武装勢力に売られます。』っていう導入だけで数千円以上の価値があると思う。
絶対体験出来ないししようとも思わないことを数百円〜数千円で買えてパラパラと読めるわけで。
書いてる人の思想が強いときがあるけど、人柄や著作を見ればある程度排除して読めるしね。
本て凄いよね!