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読了 南綾子/俺はこのままひとりぼっちで、いつかおかしくなってしまうんだろうか 

「死にたいって誰かに話したかった」がすごくよかったので読んでみた。
こちらは4人の登場人物たちの年齢層が高めでみんな40代。
それぞれに悩みがあり、それぞれの物語が語られる。

春来の人生にはとても共感するものがあり、自分も将来こういうことで悩むことがあるのだろうか…と不安になった。
独りで50歳は迎えたくない、と言っていた春来も物語の中では独りで50歳を迎えてしまう。

4人ともなにかと問題を抱えつつ50代に突入し、折り合いをつけたり、別の方向に切り替えたりして成長していく姿が描かれていた。

「死にたいって誰かに話したかった」の方が個人的には刺さって共感できる部分も多かった。
2冊とも考えさせられる内容ではあった。

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