読了 アンディ・ウィアー/プロジェクト・ヘイル・メアリー(上)
太陽周りで異常事態が発生、地球は近いうちに氷河期に突入、人類滅亡!
その危機に立ち向かうべく世界最高の頭脳を集めて色々対策を考えていざ宇宙へ!!
記憶が欠落した男性が徐々に記憶を取り戻していくところから始まります。
状況や蘇ってきた記憶から推測するに宇宙船の中。
そこからどんどん記憶が蘇り自分の状況を把握して冷静に対処をしていく。
そんな中でなんと異星人とコンタクトして時間を掛けて言語やお互いの知識を交換していく。
そうするとお互いに同じ目的で同じものを求めて宇宙旅行に出掛けていたことが分かる。
と、あらすじや前半部分を読んでいる限りはかなり深刻な人類滅亡を阻止するべく生粋の頭脳が集まり、対策をして様々な実験などを経て精鋭を3人宇宙へと放つ、とシリアスな内容かと。
しかし読みすすめて行くと不思議科学を持った異星人が出てきたり、交流を深めていったりと意外な方向へ展開して行く。
まさか宇宙人と交流を持つことになるとは…。
シリアスでスリリングな方向性で進んでくれても、それそれで面白そうだったなと思ってしまいました
何はともあれ下巻の展開も気になります。