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読了 中山七里/逃亡刑事 

警官殺しの冤罪をかけられる主人公の女性刑事。
県警のアマゾネスという異名がつくほどの人物。
虐待が横行している養護施設から母親に会うために脱走をした少年がたまたま殺害現場を目撃してしまう。
この少年と県警のアマゾネスの2人が繰り広げる逃亡劇。
逃亡生活で出会う人物たちが魅力的なキャラクターで印象的でした。
逃亡に手を貸す人物たちもなかなか魅力的。
警察組織の根深い腐敗、アマゾネスとまで称された主人公の心境の変化など物語としても面白い。
そしてなにより少年が最後に言い放つ台詞の展開が気になります。
続編はすでに刊行されており、これから読みすすめて行くのですがあらすじを読む限り少年には言及しない感じがあるので、更なる続編が刊行されることを楽しみにしています!

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