吉野靫さんの講演会「日本のトランスジェンダーの25年」に行ってきました。
大学の授業の一環でもあったようでわかりやすい内容。
先日の判決の経緯など聞くと、トイレが風呂がといった議論の顔をしたヘイトがいかにいちゃもんに過ぎないかよくわかった……。これまでの法律がいかに人権侵害的だったかも。
障害の社会モデルとの重なりを論じる中で、社会に対する説明や理解を求めるコストをマイノリティの側が払わされているという話が身につまされて、私にはそこが想像と理解の手がかりになると思った。「障害者」として就活する中でめちゃめちゃいらんことまで説明させられまくったばかりだったので……。
紹介されていた映画をちょっとずつ観てみようと思う。

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この「めちゃめちゃいらんことまで説明させられる」状況が避けがたいことが多いのがトランスジェンダーの困難さのひとつ、という意味のお話があり(言葉は違ったと思うけど)、精神障害は隠そうと思えば隠しやすい障害なので、これが見た目で誰からでも判断されるとかだったら相当しんどいし開示したくない時にも開示し続けないといけないのは相当負担だよなあ、その上に犯罪者と区別がつかない云々なんてヘイトが加わったら……というところまで、恥ずかしながらようやく想像が至りました。自分と重ねてみないとうまく考えられないので障害の社会モデルについてお話くださったのはありがたかった。

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