エンドオブファントム感想(あらゆるネタバレ含む)
私はゲーム本編やっててファントムの正体を知ってからも、それでもルークがエドワードと過ごしてきた日々の中でエドワードから受け取ったものはルークにとっての本当だったしそれは確かに存在したものなんだよ…って思ってたから、このシナリオがそれを否定しないような物語であったことも私はとても嬉しかった 作品と、受け取ったものの解釈が合っていたというのは嬉しいことだ…
ファントムの生い立ちを知って、それは生まれ持っての特殊なものというより置かれた環境による精神障害の類ではと思っていたので、生まれた瞬間には確かに感情が芽生える素地がファントムにもあったはずなのではと思っているので…今からでもきっと遅くないと信じたいしルークもそれを信じている(信じたいと思っている)のだろうな
闇バの「リハビリ」もそうなんだけど、長年自分の中に巣食い根ざしたものが「そう簡単に全てはオセロをひっくり返すみたいに明確には変わらない」ところのリアルさみたいな質感、でも同時にそれでも諦めない光を湛えているところが好きだなバディミくん と思う
エンドオブファントム感想(あらゆるネタバレ含む)
終盤の展開で「エンドオブファントムってそういうこと(=ファントムの最期)かよ…本当にかよ…………ッッ!!!!」ってなってたのでファントムが生きててめちゃめちゃ安堵したしこれが真エンドでファントムを生かしてくれたバディミくんだ………よかった……
聴き終わって改めてタイトルの事考えてたんだけど、ファントムという人間自身の最期という話ではなく“幻影”としてのファントム、「コードネーム:ファントム」の最期、つまりファントムが一人の人間として遠くに置いてきた感情の欠片のようなものの存在を見つけ“幻影”ではなくなるという意味でのタイトル…?と思い至ってバディミくんまじでシナリオが上手え〜〜になった
私は真エンドでルークがファントムの感情を取り戻そうと手を伸ばし続けると決めたこと、感情が「ない」はずのファントムがほんのわずかに感情の片鱗のようなものをみせたところがすごく好きだったので、ここでファントムの人生が終わらなかったことが嬉しかったし感情の片鱗がファントムに生まれ始めているということをゲーム本編より強く感じ取ることができる物語、めちゃめちゃよかったです…
バディミ ミカグラカップ感想(チェズモク/あらゆるネタバレがある)
あのころ「死にたがりのモクマさん」だった人がチェズレイに「地べたはいずり回ってでも生きてもらうよ」とか言ってのけるのほんと………………ッッ ってなるしこの二人はヴ愛後の二人なんだなと思うとさらに噛みしめるものがある
このモクマさんはチェズレイが自分の目の前から姿を消すという瞬間を経験しているし、チェズレイが死ぬつもりは更々なくとも目的のため自分の身体を犠牲にしかねなかったことをその目で見ているし
このチェズレイは「約束や美学でははかれない情もある」というモクマさんの言葉を受け取っているチェズレイである…
あの頃のモクマさんは「それでも願っちまうよ」ってチェズレイが信を置ける誰かが現れることを他者として願っていたけど2年後そこにいるのは自分なわけで、そしてその座を退くつもりなんてもはや更々ないんだよな
あの頃モクマさんはチェズレイに対して苦手意識も確かにありはしただろうけど、それでもチェズレイに対してそういう感情を抱いて、口にするところがずるくて、そういうところがチェズレイを救ってしまうんだよ 救われるつもりなんてなかったのに
あとアーロンに30分惚気るチェズレイほんと笑ってしまう チェズレイが幸せそうで何よりです☺アーロンはまじでごめん
バディミ ミカグラカップ感想(チェズモクの話/ヴ愛のネタバレもある)
ねえ〜〜〜〜〜闇バパートやばすぎる え???!こんなやばいことある?
鍾乳洞前のギスギス期だから本編後ほどのアレはないかも!って油断してた私が甘かったですたすけて これはバディミだからそんな甘いことなかった ごめん
ミカグラカップの二人のやりとりの返歌がヴ愛じゃん………返歌が先に出て後からこんな繋がることありますか?!!!?
「情愛を抱く資格はない」って言うモクマさんがここから1年9ヶ月後チェズレイを追っかけてとっ捕まえて「約束や美学では計れない情もある」ってチェズレイに言うんだよ……こんなん………
あと久々に浴びる(全然久々ではないが体感として)ギスギス期チェズモク正直ムチャクチャ興奮する
20↑二次創作同人/ワールドトリガー他雑多/逆裁プレイ中(初見感想垂れ流し)/生活とか同人とかいろいろしゃべる/鍵は念の為なのでもろもろお気軽に〜