映画の利吉さんのあのシーン(利土井)
さっきつぶやいた考察ブログを読んでいて、なるほどなーと思うところとなるほどそういう解釈もあるかーってところとあったけど、
「利吉が雇い主に嘘の報告をする=自分がこれまでプロの忍者として築いてきた信頼をすべて壊す恐れがある判断をしている」というのそうだよなーーあーーってなってる
利吉さんが「フリーのプロの忍者」であるということは、実力とひとつひとつの仕事の積み重ねによる信頼関係で依頼を貰ってるわけで、家族とか個人的に守ろうとしてくれる存在は勿論あれど、仕事に関して後ろ盾はない、組織のように守ってくれる存在はないんだよな…とか考えちゃった(勿論、組織に属していても裏切ったら恐ろしいことになるだろうが)
利吉さん、1年たちのように状況を理解しきれてないわけでもなく、天鬼や八方斎のように頭打って物理的に常と違う状態だったわけでもなく、勿論動揺や焦りや恐怖や色んな感情で冷静ではなかっただろうけど、それでも間違いなく山田利吉の判断として、他の何よりも土井先生の命を優先しようとしたのは事実として存在してるんだよなっていうのホント重くて 動揺する
あれがバッドエンドになったとしても、それで仮に土井先生が後に苦しんだとしても、たぶんそれでもあの瞬間、生きていてほしいが勝ったのかなって