離島からとんぼ返りし、何日か会社に行って……
今度は【四国・高知市ひとり旅】が始まりました。
(あまりにも慌ただしい)(いや、この予定を立てた当時は、まさか弾丸で船に乗る予定など入れていなかったので……)

高知駅に到着して数時間しか経っていませんが、もう、好き。
なんなら岡山駅で新幹線をおりて、特急列車『南風』に乗り換えた時から「もう高知のこと好きかも……」と感じ始めていたくらい。自分で言っていても意味がよく分からないが。
所要時間からすれば航空機を利用するのが圧倒的に早く着くのでは、と思われがちだけれど、私には鉄道での移動がやはり楽しいのだと実感する。本当に面白いから。
トンネルが多くなると気分的につらいし、首や身体もびりびり痛くはなるものの。

今回はトータルで6時間ほど、ほとんど半日車両の中で座っていた。
児島を出て香川の琴平を過ぎた『南風』は、徳島の佃で他の特急列車とすれ違い、阿波池田に停車し、そこで観光列車『四国まんなか千年ものがたり』と出会う。ホームに来ていたお出迎えとお見送りの獅子舞を私も見る。
やがて大歩危(おおぼけ)、小歩危(こぼけ)の迫力ある渓谷に息を飲んだ。

まだ現地に着いただけなのにこれほどの冒険ができる、比較的長距離の鉄道の旅はやめられない。

到着後、夕方から夜にかけて駅周辺をぐるぐると歩き回り、3件の喫茶店を利用してみました。とさでんにも乗ってみて。高松や徳島を訪れた時も感じたように、四国の喫茶店は街の中に沢山あってサービスも充実しているので、どこに視線を向けてもお宝の山……!
ザックザク!!
今日足を運んだ場所もすべて素晴らしく、各店舗の感想は個別にまた後日。

それにしてもこの中央駅、私がこれまで国内で訪れたいわゆるターミナル駅の中では、たぶん最も往来する人間の姿が少ない駅だと思います。静か。
ニンゲンよりも車と自転車を見かける頻度の方が高くて、周辺を巡っているとそれすらもまばら、根本的な人口と訪問者の数の違いを考える。
一方で外に人がいない、と思って喫茶店に足を踏み入れてみると、内部は結構賑わっていて、ひとりで来ている人もかなり目につくので私のようなひとり旅の者はなんとなく動きやすいのだった。

席に着いたら、周囲の会話に耳を澄まして……

どうやら語尾に「き」を付けて話す方が多くいらっしゃる。
そして、外の「寒さ」を「ひやさ(冷やさ? 空気が冷たいということ?)」と言う人もいる。
言葉のイントネーションも発音自体も全体的に聞き慣れたものとは異なるので、面白いね。

明日何をするのかまだ決めていません🤔

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引き続き高知市内を目的なく散策、あと念願の植物園にも🌿‬

朝夕を使い喫茶店2件、牧野植物園のレストランにてご飯を食べて、もう少し飲食店を開拓してみようかな~と思ったけれど活動限界に達したので早めに休む。
夜もウロウロ出歩きたかったけれどこんなもの、おおむねいつもの感じで体力がない
明朝はモーニングセットを求め街をさまよわなければ……!

相変わらず周囲に耳を澄まして「~が」「~がよ」などの言葉遣いも観測しつつ、お土産屋さんで遭遇したのがまた聞き慣れない言葉の数々で……
『いごっそうも納得!!』
みたいなキャッチコピーの商品が複数並んでおり、い、いごっそうって一体何? 誰なの!? 偉人のあだ名かな??? と恐れながら検索したところ、これまた多面的な意味を持つお言葉でありました……人柄をあらわすもので。

それにしても牧野植物園の入園料、730円(私はMY遊バス利用でさらに100円割引)なのはあまりにも安くて、1000円くらい普通に徴収しても良いのではと感じられるほどの充実度。
園内レストランの価格帯はわりと高めに設定されているのかなぁ、とも最初感じたのですが、ふつうに美味しかったし量は結構多いしで、別に全然高くもなかった。
牧野植物園が研究施設として長く存続しますように。

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