東京都・江東区
友人のご両親が経営されていたレストランが12月中で閉店するというので、今回足を運び、それが最後の利用になった。
約20年。庶民的なイタリアンを提供するお店として地域に愛されてきた場所だった。
高校時代の同級生と5人くらいで連れ立って行ったので、沢山料理を注文して、どれも少しずつ楽しめたのが良かったな。
複数人でご飯を食べる最大の利点、ってそれかもしれない。
書き出すと幸福感で頭がくらくらしてくる……
ハウスワインの赤&白から始めて、生ハムサラダ、ポテトサラダ、野菜のグリル、エビのソテー、ホタテのカルパッチョ、こだわりボロネーゼのピザ、タリアータ、アラビアータ、ペンネパスタ、包み焼きハンバーグ。
おわりにパンナコッタと紅茶!
紅茶はおいしいアールグレイだった。
閉店の主な理由は、健康上の懸念なのだと伺って。
しばらくしたらレストランがあったこの場所にはまた異なる施設か店舗が入る。
オーナーとミュージカル好きのマダムからそのあたりの話も聞きつつ、私は「もしも永遠の命が獲得できたら永遠にお店続けてくださいますか?」とかわけのわからないことを尋ねていた。
記憶に残る飲食店があるというのは良いものだと思う。しみじみ。