二巻まで 

大前提として、すみひこくんのことは信じていいのか……?
彼は家族が大切で、いぶきくんは親友ポジション(家族ではない)になると予想するのだけど、ターゲットだけが〈他人〉だと考えると、彼女に「許さない」が向くのも納得できる、というか、揃いすぎているのだよな……黒幕が動かしているというのも、いちばん強い立ち位置なのも
あといぶきくんが敵対勢力を魅了しがちなキャラクターなので、家族に入らない相手になるのも、ちょっと……(気にしすぎ)
この四人は味方でチーム、みたいなのがフラグっぽくて怖い

いちばん怪しげなキャラが最初に疑いを晴らしてくるなんて、あまりにもあまりにもではという気持ちもある

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二巻まで 

読み返したらすみひこくんはいぶきくんに対して「君を守る」と明言しており、つまり彼も家族になったということか……?
でもいぶきくんとは親友(ダチ)ポジションであってほしい、ピアスの仲(とも)として……
修学旅行編に入って、すみひこくんの独り言や考え事が聞こえるようになったので、やっぱり彼が黒幕説は消えたかなと思う
そうなると別の人物……だけど、二巻までにキャラの立っているというか、視界に入ってくるメンバーといえばハッカーかドライバーか、せいぜい柔道家あたりかなという感じで、種明かし前にはある程度光を浴びる必要があるのに、この後から前に出るといかにもになってしまう(目立たないメンバーだと盛り上がらない探偵小説になってしまうから)
既出メンバーと絡むような各々のエピソードが描かれると違ってくるけど……(つまり早く三巻を読め)

三巻まで 

(すでに四巻が出ているだと……)

裏切り者がもうわかっちゃった
このマンガの面白さはとにかく引っ張らない、スピーディーにがんがん展開させていくところ、週刊雑誌ならではの雰囲気かもしれない
もっと疑わせたり推理させたりを予想していたけど、そういう作品ではないのだろう

すみひこくんがそのうち死にそうでこわい
家族を守りたい彼と、圧倒的実力差を埋めたい彼らとの間にはどうしてもうっすら上下関係があって、やはりいぶきくんは外の人間で立場が違うのだと感じた
彼ら二人がそれぞれ別角度から「死なせない」「殺させない」に向かっていくところが熱い
しかしすみひこくんはそのうち死にそうでこわい

三巻まで 

予告を見るに「裏切り者は誰だ」は推理させる間もなく、早々にVSへ移行しているのが面白いな
そもそも試し読みの段階ではいぶきくんが一人で闘う話だと思っていたので、クラス全員ボディガードでびっくりしたのだった、そうやって裏切ってくる

三巻まで 

正直なところ、脱ぐとかはだけるとか急に襲いかかるとか、女の子の突然の肌(を露出させる作者)にややストレスを感じるのだけど、特定のキャラクターに負担させている(誰も彼も肌面積を増やさない)ので、まだ見られるかな……パンツが見えちゃう人が増えたけど、このくらいにしておいてほしい

四巻まで 

スピーディーにも程がある(裏切り者を捜せの件は終了しました)

敵(仮)視点で描かれて、しかも舞台が定期テスト、狙いは赤点というのが(主にいぶきくんにとっては)クラス内の問題でしかないことを示していると感じた
この程度の軽さで解決させるならやはりくらんさんのような、これまであまり目立たなかった人物を出してきたのも納得で、今後もうひと山ふた山揺るがしてくる展開になるのかもしれない、すみひこくん死なないで
「誰も死んでねえから」「家族なら」「やり直せる」……こわすぎる!

こうして見ると個々の能力は低く〈プロ〉との違いは歴然としていて、そういう圧倒的実力差を埋めるチームワーク、気持ち、友情・努力・勝利……(講談社です)
絶対に気付かれてはならない極秘プロジェクトながら、鍵となる部分にいつもターゲットがいて、彼女と秘密のボディガードたちを繋げるのが主人公である、熱い、友情・努力・勝利(少年マガジンです)

五巻まで 

五巻に入ってもスピードは衰えず、全力で駆け抜けながら、元裏切り者も受け入れたい思いを現実が許さない展開がよかった
個々の戦闘で苦しむ場面はあるものの、全体的にだいぶ強化されており、圧倒的不利ではなくなっていて驚く
こうなるとチームワークと「友情・努力・勝利」が有利に働き、そしてそこからはぐれた個体は狙われてしまう
くらんさんの件さえすんなり解決したかと思いきや、そう簡単ではなかった(よかった)
濃い人々が次々現れては数ページで地に伏すのでさすがに笑ってしまう
あまりにも強くなっちゃった一般人と、他を寄せつけない能力に不穏ささえ漂ってきたリーダー……すみひこくんは本当に死にませんか?

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