アンミナ
現在地:全員から断られました
アンジュさんへの気持ちを募らせながらも、立場を考えてぐっと堪えているだろう守護聖さま方にとって、突然の告白は「それを言っちゃう!?」という驚き発言なのだろうと思った
「それは駄目だろう」とか「冗談だと思うことにする」とか、割とすっぱり断られてしまうけれど、さすがにその夜は彼らもいろいろと考えていて、嫌だから拒むわけではないのだとわかる
(そして翌日のアンジュさんは違う守護聖さまに告白するのだった)
特にロレンツォ先生は興味深く、まだ恋心が満ちていない彼には、女王になることへの関心、告白にやや醒めてしまうような様子が見られて面白かった
他の守護聖さまの中には、自分の気持ちを抑えてでも女王になってほしいというような言動も見られたが、この段階の先生にとっては、まだまだ恋愛は下らないものらしい
誰の場合でも、告白できるほどの関係は築いているので、それだけ宇宙を任せられるという信頼もあり、女王になってほしい、安定させてほしい気持ちが勝る結果なのだろう