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『千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話』 

sayusha.com/books/-/isbn978486

ルーマニア語に出会い小説を書くに至るまで、それが掲載された後、自分や周囲についてなど、長いタイトルの通りかなり勢いのある内容だった。
言葉を大事にしたいという気持ちが綴られていたかと思えば、突然「TERFの台頭」みたいな単語が走り去っていき(ちょっとびっくりする)著者の今語りたいことが記してある。
ルーマニア語に触れてデビューするまでで三分の一くらい、題名に惹かれて読むと少しイメージが違うかもしれないけれど……この情熱と素早さがあるからこそ、機会を得られるのかなと思った。
「俺は~なんだけど、まあ~だよ」という語り口に戸惑うものの、不思議と慣れてしまう。ラジオか何かで話を聞いているような雰囲気だった。

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