AくんとASDのお話
3ヶ月、7回くらいAくんと遊んで気付いたことがある。AくんはASDの気がある。
1.五感を使ってものすごく色んな事に気づき、それを瞬時に記憶する
2.それによる脳の疲れすぎで眠くなる
3.こだわりが強く、マイペース
4.雑踏が苦手。ダイバーシティを通った時は耳を塞いでいた
4番は今日気付いた。元々人混みは苦手と言っていたからぶつかるのが嫌なのかと思っていたんだけど、違った。
状況はダイバーシティの中を通過して駅に向かわなければいけないという時だった。駅を探すのに雑踏という他人の話題や言語という無駄な情報が逐一入りすぎて耳を塞いだんだとおもう。
ちなみに混み合っていたイベント会場では耳塞ぎはなかった。これは多分、目の前に明確な目的があったからだとおもう。
私が「大丈夫?煩い?」って聞いたら「ここが煩かったらライブに行けませんよw」って茶化すから、「好きな音楽と雑踏は違うでしょ、全部をデータ化して記憶するから、話題が多すぎるところは辛いのかもね」って言ったら少し困った顔をして耳をもう一度塞いでいた。
AくんとASDのお話
Aくんは恐らく自分のそういう性質に気づいていて「曲げられない自分があるし、相手のそういう面も自分の強さと同じくらい尊重したい」「意識して調和を大切にしたい」と言っていた。
実際私が少し困っていることといえば気分で返信速度にムラがある(内容は丁寧)こと程度で他は本当に大切にされていると感じている。一度言った好きなこととか嫌いなものは覚えていてくれるし、褒めることでお互いの良い雰囲気の維持に努めてくれてる。
ところどころで工夫しないと苦しそうなのをみると、それが自分のスタンダードとはいえ向き合うのも大変だっただろうなーと感じてしまう