の鳥居で不敬系な動画騒動で、単なる迷惑行為としての問題と土地の文化軽視の問題とオーバーツーリズムによる感情的外国人差別と色んなものがクソミソになっててこんがらがってるけど、議論そのものは置いといて。
普段は宗教的な話題は避けたり無関心だったり、なんならあらゆる宗教的な思想を頭ごなしに否定しがちなのに、炎上便乗中の怒れるニポン人の論がめっちゃ宗教的で驚く。
ニポン人の宗教観て、大戦後、カミカゼ論理で宗教(利用)をGHQに奪われて以降、ずっとこの謎ダブスタなんだよね。
文化的には当時も今も変わらず信心深いまま、社会的には信仰をやべぇとか心が弱いからとか、あらゆる理屈をつけて否定する。結果、実際に宗教全般について学ぶ機会は薄く、知識も関心も薄いので、外の宗教に対しては誤解リソースばかりが溜まってく。
だけど宗教とすら捉えていない土着の信仰心は実はめっちゃ篤いままで、冠婚葬祭を通じてなんとな~く、でもしっかりと土地ベース、親族ベースで子に伝わってるよね。なんなら幼稚園や学校によっては道徳とゴッチャになって学んでる部分も多い。困った時の何とやら、や、お天道様が見てるぞ、なんて言うのは典型例。(だけど社会的には以下略)
で、そういうのがこういう時だけちょっと視覚化されるんだな。