パ人クリケット大会というのは個人的には懐かしい体験で、おいらが若かりし頃、一時期何故か、パに対する思い入れも興味もゼロながらに毎週末ずっと行動を共にしてたパ人グループがいて、彼らと共にしょっちゅうクリケット大会会場に連れてかれてた。
おれの仲良しグループは実はスポーツで本国ジュニア選抜チームに入ってたレベルのアスリートたちだったので、在日パコミュニティの数あるクリケットチームの中でも花形チームだったんだよね(おいらは当時は興味もなかったのでよく解ってなかったけど)。
で、最近、今よく顔を合わす在日歴の長い仲良しパ人が実は、当時、おれの混ざってたチームの敵チームのメンバーだったということが発覚した。おいらの当時の仲間達の名前すら知ってた。
そんな訳で、たまたまタイミングもよく誘ってもらって向かう道すがら、道中から自分でも思いがけないくらい、当時の、興味もなければ知識もなく、言葉も解らないパ人に囲まれてクリケットを退屈そうに眺め続けてた日々に返ったようなちょっと変わったセンチメントに溢れてもうた。
勿論今日のプレイヤーは、当時からニポンにいた訳じゃない人が大半だし、自分も、もうニポンにいない当時の仲間たちも、もはや若くもないけど、タイムスリップしたみたいな、ホントに不思議な感覚で眺めてた。
疲れたけどなんかとてもよい日だったな。