家主のバラ撒いたパンに色んなサイズの鳥がやって来る。
いち早く群がってきたのはカラスだったけど、パンなのに一羽の鳶もやって来た。
…と、カラスは散り散りに脇へ避け、数羽の度胸の座ったカラスだけが脇からかすめ取る。
当の鳶は別段カラスに警戒する様子すらなく、圧倒的強者の風格。空を見てても大きいけど、数メートル先の同じ目の高さにいる鳶はやはりデカい。
ひとしきりついばんで満足のいった鳶が去ると、脇で待ってたカラスたちが一斉に群がる。
鳩と雀と、クチバシの黄色い変な声の、あれは何という鳥だろう。この辺だと結構いる、ヒヨドリのような鳥もやって来る。