『物質と記憶』の逆円錐から、有用性のフィルターを取っ払って、現在に過去を氾濫させる
【寄稿・8/25発売予定】
『フェミニスト現象学:経験が響きあう場所へ』(稲原美苗・川崎唯史・中澤瞳・宮原優編)
https://www.nakanishiya.co.jp/book/b10033621.html
フェミニスト現象学の論集が出ます!! 私は「雰囲気としての強制的(異)性愛:アセクシュアルを理解可能にするための現象学」という論考を寄稿しています。
アセクシュアルに関する先行研究を踏まえつつ、メルロ=ポンティとバトラーの読解をしています。そしてその作業を通して、強制的性愛とジェンダー規範の関係を理論的に整理し、最終的にアセクシュアルとトランスジェンダーの連帯を基礎づけることを試みてもいます。
【お知らせ】『フェミニスト現象学入門』の続編『フェミニスト現象学:経験が響きあう場所へ』が8/25に刊行されます。僕は「セクシュアリティの「ままならなさ」:ベルサーニとレヴィナスのクィアな性交渉論を通じて」という論考を寄稿しています。ベルサーニのクィア理論、後期レヴィナスの愛撫論を通じて、僕のセクシュアリティを読み解くものになっています。
マンモクスン