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サブカルとかカウンターカルチャーって、大塚英志の小説とかその後書きとか原作漫画に出てくる言葉で、凄い遠い言葉に感じたんだよな。
20年以上前の俺の心象風景で齟齬があるかもしれんけど、なんていうか「東京か〜」って感じ。不本意な田舎(岩手)で暮らす俺にとって大きな隔絶があって、当事者意識なんて皆無で、洋画くらいの距離感。共通点を探し理解しようとする異文化。
当事者意識が持てなかった理由のもう一つには、中高生の俺にとってはこんなに面白い小説が、小説家や漫画原作者という職業にまるで熱意を感じさせず、仕事としてやってる感じアリアリの大塚英志に言わせれば、消費スピードの速い消耗品らしいんだけど、人の人格にこんだけ影響しといてそんな冷めた態度取るのが理解を超えてたっていうのもある。たぶん。
作者がそんな態度じゃファンの立場がねえよって言ってやりたい気もするけど、読者に対する責任を取ろうという態度が無ければ『僕は天使の羽根を踏まない』を書くはずもないからいいんだけどね。続きをもう書かなくていいよ。
だからたぶん俺にとってサブカルとかカウンターカルチャーとかって、マダラとサイコと木島日記とくもはちとかの、消費されると思って書いてた小説とか漫画と、そこにある大塚英志の愚痴なんですよ。俺のことじゃない。

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