俺の知ってるオタク、カミソリ後藤に憧れすぎてて、見ちゃおれんわい! ってなることが間々ある。いまだに後藤喜一の流れを組む「おっさん」が出てきて、うわって思うことも間々ある。
青年中年のロールモデルとしてのキャラパワー、『レッドブルー』の青葉くんやシャークジムの面々には結構あると思う。
キメる時はキメるけど、とぼけた所もあるキャラの「とぼけ」が、冴羽獠の「もっこり」だった時代が長すぎだんだよな。「すけべを欠点とする」みたいな、のぞきくらい許せよみたいな価値観が、いまだにリバイバルされてる。高橋留美子のすけべジジイとかも。少年から老人まで、性加害キャラがあふれてた時代の漫画に育ったので、読み返すととてもツラい。
まだ若い人に「これ私の好きな漫画です」って紹介する時に、「ただ、性加害をカジュアルに扱ってるシーンが沢山あるんだ」って一言添えないといけなかったりする惨めさ。性的描写じゃなくて、性加害描写。主にのぞき、スカートめくり。