物心ついた頃から即興でお話を作ることはできて、例えばお題をもらってそれで話すとか全然できるんだけど、昔の一週一週が勝負だった頃のジャンプ漫画を読んでたからかなーて今更ながらに思う。週刊連載の積み重ねは行き当たりばったりっていうより、都度起きる分岐の選択に過ぎないって感じ。むしろライブ感が感情を揺さぶる。だから単行本派に対しては、週刊連載のライブ感の重要性を説きたいが、今は中長期的に展望を持つ作家と連載の姿勢が許されてるみたいなのを何年も昔に見たから、事情も違うんだろうな

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マジでお題くれたら今すぐ配信つけて週刊連載に耐えるくらいの話ができる。もちろんお題なくても勝手に話せる。これは才能とかじゃなくて見てきた作品の属性の話だと思う。その代わり、自分の求めるテーマを作ることはできない。できることをしているだけ。だからこのスキル自体はたいしたもんじゃ無いとずっと思ってる。「それ今考えながら話してんの?」っていうのは、ガキの頃から言われ続けてんだけど、でもそれだけ。一定のスピードとクオリティは担保できるけど、俺自身が求める作品には決してならない。手なりというか手クセでやってるだけで、俺の人格が表出することはない。というか出せない。やろうとするとすごくつまらなくなってしまう。好きなことを話そうとするといつもダメ。気負いから力んで醜くなる。

形にして書くのもすごくよくなくて、力みが入るとすぐガタつく。力を抜くと書けるんだけど、それは俺が読みたいものではない。自分の好きな服が似合う服と一致しない感じがとてもかなしい。

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