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今年は前進の年だ!厄年明けたし!と息巻いて少し住んだ田舎を飛び出して都会に戻ってきたはいいが、蓋を開けてみれば大して何かしら大きな進歩があったわけでもなく、あいも変わらず面倒事に巻き込まれ、つまらぬ労働の苦しみに悶えるばかりで、根本から散々で虚しい生涯は未だに変わっていない、変えられていない。一年の終わりかけにふと振り返ってみて、私は何を思って前進の年だと思ったのかと、自らを責め続けている。

26という齢。数年前、その年で自らの生涯を終わらせたフォロワーがいたことをふと思い出した。ボケもツッコミもあいまいで、中学生男子のようなやりとりをしてたくらいの関係性だった。彼がいつから希死念慮で満たされてしまっていたかは正直よく把握していない。ただ、気づいた頃にはODで病院に運ばれていたりと、彼の精神が深刻な状況であることは大いに察することができた。

死にたいと思う程の苦しみは非常に個人的なもので、他人に相談してどうにかなるほど生易しいものでもない。それを知っていた私は、そのことについて声をかけることをずっと躊躇っていた。それが悪手だったかはもう今となっては分からないが、少し日を経てから、彼は自死した。気づいた頃にはもう手遅れなんてことは今までの人生よくあったが、あの時の虚しさはそうそうあるものでもないと思う。実際に会って話をしたわけでもないのに。

彼が生涯を閉じた齢になって、同じ気持ち、境遇になったなんてことは思わないが、特に翼が腐り落ちたかのような絶望感、何もなし得てないことへの焦燥感や虚しさが日に日に強くなってきてるように思える。とはいえ死ぬ勇気を持てるような潔さも持ち得ない半端者なので、今日も愚痴を書き散らして眠ることしかできない。

@Exile_E 本当に…せめて一度くらいは会っておきたかった…

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