オランジュとオープンAI、メタがアフリカ言語AIモデル開発で協力 - Bloomberg https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-28/SNMRD7T0G1KW00
> アフリカ大陸で使われている数千種類の言語に対応したモデルが不足している問題に対処する。
> まずは西アフリカで計2200万人が話す二つの言語、ウォロフ語とプラール語に重点を置くという。オランジュはメタ、オープンAI両社と協力してモデルの微調整やこれら言語のネーティブスピーカーによるテストを行う見通しだ。
> このプロジェクトでは、リンガラ語やスワヒリ語、バンバラ語など、その他のサハラ以南の言語でAIプログラムのトレーニングを来年行うという。
おぉぉ、これは素晴らしい。
先日投稿した、英国最大級の書店チェーンWaterstonesのBook of the Yearショートリストに入っていた柚木麻子さんの「BUTTER」が2024年ベスト本に選ばれました!!!
おめでとうございます!!!
児童文学賞受賞したロス・モンゴメリーの犬と飼い主のトムの絆を描いたお話だという「I Am Rebel」も面白そうだから翻訳してほしいな。
比較的新しいアメリカ政府系メディア、書き手は多くが反送中以降にもともとのメディアを失った香港系ジャーナリストたちだと思われる『歪腦 wainao』は取材力は非常に高くて、来月に力の入ったドキュメンタリー映像を公開するらしい。
テーマは「走線」。
これは中国国内の政治的抑圧や停滞感を背景として近年増加していた中国からアメリカへの非正規移住の手法であり、南米諸国を踏破して米国南部国境フェンスを超え、亡命申請を行うというもの。
過酷な道のりであるもののルートなどは確立されており、一家揃ってこのような手法を採る人々の様子も各種の動画サイトなどに投稿されてきた。
トレイラー説明文によるとこのような内容であるとのこと。
このドキュメンタリーは四つの大陸を跨ぐ中で極度の肉体的、精神的試練に直面した「走线」当事者たちの、回復力、犠牲、希望といった非常に個人的な物語を捉えている。
献身的な撮影と感動的なインタビューにより、今日の世界的な移民危機という大きな背景を背景に、この危険な旅の背後にある深い犠牲と決意を明らかにする。
https://www.youtube.com/watch?v=LIcksC23ITc&feature=youtu.be
「不利なパスポート」を付与されている中国籍の人々は、まずビザが出ないという問題を抱えている。
このために走线という手法が求められたが、これも年々制限されようとしている。
例えばエクアドルが中継地点として利用しづらくなったり。
https://www.bbc.com/zhongwen/simp/chinese-news-69130839
走线利用者の出身省データがあるかは不明だが、これ以前から、特に移民を多く輩出した地域である福建はビザの出ない省として知られており、「福建人全球免签(福建人は全世界ビザ免除)」とか、「ビザ申請の翌日には出国している(ビザが出ないなら非正規出国するまで)」とかいうミーム、地縁血縁によるコミュニティの強さの背景ともなっている。
福建人への偏見とも言えるので軽々しく使うのはどうかと思うが、このような事情はあるにはある。
これは福建人として海外旅行のビザ申請を行ったが、全然許可されなかったという嘆きの投稿。
https://view.inews.qq.com/k/20230525A04RBT00?web_channel=wap&openApp=false