小菅宏「ジャニーさんに愛される息子に育てる方」読んだよー(笑)基本的にはジャニーズ帝国はジャニー喜多川の一応の信念と審美眼によって作られたのよねーという話なんだけど、今のこの状況になって読むといちいち気持ち悪いくらい彼を擁護しかねない、犯罪の隠蔽なんかに都合よいことばかりで。そういう案件をまあ普通にスルーしてきた日本社会にウハーとなってしまう一冊だし、いちいち気持ち悪いディティールにゲボ吐きそう。そうなりたい人にはオススメ。そしてまあ、こういうシステムはきっと日本社会の縮図だよねえ?というありがちな感想で締めてすいません!的な。まあでもキツかったー。
ジャニーの本(多少ネタバレあり)
ジャニー喜多川が所属タレントに求めるのは、ナチュラル、クリーン、無垢であり、汚れてない色のついてない若い子こそが理想だそう。おのずとこれは文字通りの性的な意味も含んでいるんだろうなと察せられるわけだよね…あー気持ち悪い。そりゃティーンどころかもっと若い子にもという話も出てくるわね。
スターになりたい本気度、親兄弟への孝心を持ってる子じゃなきゃみたいなことも書いてる。スターになる気が本気であるなら、そして兄弟姉妹や親がそれを応援していたら、そうやすやすとは辞めないだろうやり抜くだろうということなのか。簡単には抜けさせない十字架を背負わせてんだろうなという。
家族愛の大切さはファミリービジネスのジャニーズ事務所自体の運営にも反映されてるんだろう。血縁、そして御縁と御恩のような義理的なそれも含めて。
まあこういう状況になって読んだら余計にいろいろ引っかかっていたるところ全部気持ち悪く読めました。オススメです。
ジャニーの好み
1 二重瞼の(黒目勝ち)である。
2 肌が(滑らかで)色白である。
3 頬が(比較的に)豊かである。
4 唇が(多少は)ぽってりしている。
5 清潔な歯並びが(整って)いる。