アマプラで昨今また話題の「スポットライト 世紀のスクープ」。アメリカ、ボストンを舞台にしたカトリック教会の神父たちによる少年たちへの性的虐待事件を地方紙のいちプロジェクトが追っていくという実話をベースにした映画。いろいろとジャニーズの件に重なりすぎ…
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地方紙のボストン・グローブが追っていって最終的には数百人の神父による児童への性加害、そしてバチカンの枢機卿もそれを黙認していたということまであきらかにしていくんだけど、残念なのは日本にはそういう社会の公器としての役割を担う新聞社、記者がどれだけいるのだろうという絶望も同時に感じたりする映画でしたね…
QT: https://fedibird.com/@beaversbooks/110690546849970609 [参照]
結局のところこのドキュメンタリー映画で一番「うおお」と思ったのは、目先のスクープ狙いで虐待をしていた個々の神父を取り上げるんじゃなく、その構造すなわち「性加害していた神父を示談や異動を繰り返しながら黙認して大事にならないようにしていた」というシステム自体を追求したことなんだよね…
今回のジャニーズの件での達郎にはまあ失望したけど、そこは本丸ではないのでというのは一応再確認まで。