私が「ごりんや」名義で主催している落語会、次回は上方落語、笑福亭べ瓶さんと桂三度さん(元世界のナベアツ)をホストに、毎回ゲストを迎えて文字通り「サンド」するという会「ベベサンド」の第17回。途中一年間の中断がありましたが、15年の9月から、もう6年余り続いています。
今回のゲストは蝶花楼桃花師匠。今年真打に昇進され、寄席や落語会でなく「笑点」などテレビ、ラジオでも大活躍されていますが、その魅力をべ瓶さん、三度さんがより引き出します…。
…と、建前はこうですがこの会は毎回、仲入り休憩後のべ瓶さん、三度さんとゲストを交えたトークがとてもユニークで面白い!べ瓶さんがゲストの意外な一面を引き出し、三度さんがそれにツッコミを入れるスタイル。是非大いに楽しんでいただきたいと思っています。#落語 #上方落語 #らくごカフェ #fedibird
林家たけ平・笑福亭べ瓶ふたり会
@新宿二丁目・道楽亭
たけ平 目黒の秋刀魚
べ瓶 錦木検校(ニシキギケンギョウ)
〜仲入り〜
たけ平 鼠穴(ネズミアナ)
初冬に相応しくシンミリとした人情噺が二題。
両方とも決して後味がいいとはいえず、#落語 らしい滑稽なオチがあるわけではないが、これも落語のうち。
人には色々な生き方があり、それを運命として受け入れられる場合と受け入れられない場合がある。落語の人情噺と言われるジャンルには、そのどちらの場合も描かれるが、今回はその中でも、悲劇性の強い物語。
40代初めの、噺家しては若い世代の師匠おふたりが、今日のような演目をリアルに描き語ることは、とても大切なことだと考える。
それは落語という芸能においても、聴き手や観客に共感やシンパシーを呼びおこすようなものが重要になっている印象が最近特に強くなってきていると思うからだ。
かつて立川談志は「落語は人間の業の肯定」といったけれど、談志家元よりも何世代も下の師匠らによって、それがより身近に世代を問わず多くのファンに感じられるようになったには、落語にとってはいい傾向だと思う。#fedibird
本業は、シェフ・デベソ率いる「密林」で
こき使われるホワイトとブルーの
ミックスワーカー。
傍で
落語と講談の会を神田神保町で主宰。
会の詳細は以下をご覧下さい。
https://twitter.com/goringya
ここでは
観たもの
聴いたもの
読んだもの
食べたもの
がほとんどです。