新しいキーボード買ってしまった!
名前がいちごだったからついつい…なんだけどiPhoneと繋ぐと英語配列で認識されることを知らなかったためキートップに書かれてることと打ち込む場所がまあまあ違うのでなれるまでちょっと時間がかかりそう…ただ打鍵感はめちゃくちゃいいからもうこれでいいや…
<BT
ウワァアアアヘキを見抜かれた…そう私はでっかつよな方が歌うように話すのが大好きで……ウッ
アトさんの🐉🚗🏩に手を叩いて喜んでいる😂👏👏👏👏
アトさんのノリムネが喋るのを「歌うよう」って表現するところ大好きなんですが今回「ヘキなんだな」って思った。大好き。ノリムネというか絶対強者が相手に話しかけるときの声がそうなんだろうな。ネコチャンが獲物とじゃれるような無邪気さがあって、はちゃめちゃに好きです。
ドラゴンカーセックス加則加
「人間?」
が、意外なことに龍の反応があった。
よく考えたらここに至るまで清光だって悲鳴以外の言葉を一度も発していなかった。向こうは向こうで、車というのが中に人間を乗せて移動するものだということを知らなかったのかも知れない。
「お前さん、人間なのかい」
「そ、そうだよ!あんたが好きなのはこの車なんだろ、だったら俺は関係ないじゃん、か、か、帰らせてよ!」
後半は泣き声になってしまった。
「ふむぅ……」
唸るような声とともに、車の軋む音が止んだ。とぐろを巻いて車体を抱き込んでいた鱗が窓から見えなくなる。
助かった、と思った次の瞬間、
「どっこらせ、……あいて、なんだこりゃ、狭いな」
金色の髪をした人間が後部ドアから入ってきた。いや人間なのか? 肌がまだらに翠玉のような色をしてきらきら光っている。おまけによく見ると金色の髪の間からは立派な黄金の枝角が飛び出している。
「よいせ」
と運転席の後ろのドアから入り込んだ全裸の人間? は、全身を車内におさめてしまうと立派な龍の尻尾でドアをばたんと閉めた。
「これでよし」
満足げに笑う。
いや、何もよくない。何一つよくない。
ドラゴンカーセックス加則加
清光は震え上がった。入れる場所を知られてしまった。いや入れる場所ではなく乗車する人間が出入りするための場所なのだが、そんな理屈を龍が知っているとは思えない。
絶望する清光の目に、龍の巨大な鼻先がドアを器用に開けるのが見えた。
「ひ……ぃっ……」
「うん……? 狭いな、えいえい」
にゅるんと髭が入ってきた。シートの上を這い回るそれは、まるで鞭のようにしなやかで金色に光り輝いている。限界いっぱいまで開かれたドアが悲鳴を上げているのも忘れて見惚れてしまいかけた清光は、巨大な鼻からむふーっと興奮したような息が車内に吹き込まれた瞬間我に返った。
「む、無理だよ!車は人間用なんだから龍が入れるわけないだろ!ちんこなんか絶対入らないし入れたら壊れる!」
言葉が通じるとは思えなかった。人間の言語は理解するようだが、出会った瞬間から今に至るまでこの龍は一度も清光(の乗っているホ◯ダフィット)の意向を確認していない。無駄と知りつつ叫んだのは、一縷の望みにかけたと言うよりはやけぱちだった。
https://twitter.com/hiryu_tsukasa/status/1743453532282601779?s=20
おー!いいなあ、ひりゅうさん好きだし行こうかな
ドラゴンカーセックス加則加
「ヒッ」
恐怖のあまり声がひっくり返る。
どうしよう。下手をしたら力加減のわかってなさそうなこの龍に、車体ごとぺしゃんこにされて死ぬのでは?
乗っかってへこへこ腰を振られたらその衝撃だけでドアも何も吹っ飛んでしまいそうだ。
「ああ坊主……」
龍は何やら悩ましげな声を出してフロントガラスを涎まみれにしている。とがった爪のついた前肢がサイドミラーをこちょこちょしているのは耳への愛撫のつもりなんだろうか。
ゆっさゆっさ揺れる車内でどこか逃げる場所はないかと視線を走らせた清光の目に、バックミラーごしの景色が飛び込んできた。後部座席のドアが何かの衝撃で開いたらしく、車が揺れるたびにひらひらと半端に開閉しているのが見える。
「……あそこなら……!」
清光は身を捩るとシートベルトを外し、シートを倒して後部座席のドアに手をのばした。ぎっしぎっしと嫌な音を立てて揺れる狭い車内では思うように動けず、しかもドア自体が動くせいでなかなか手が届かない。あと少し、と思い切り伸ばした手がドアに届いた瞬間、車の動きが止まった。
「ああ、そこから入るのか」
心底嬉しげな声が地響きのようにドアの隙間から入り込んできた。
ドラゴンカーセックス加則加
「本当なら雪化粧か山の錦の中で新枕と行きたいところだが、あまり寒いとお前さんが辛いだろうからな」
──そうだね寒いとエンジンがね!
龍なりに清光を気遣ってくれているようだが、強引に山の上まで攫ってきた上にこちらの意向を完全無視で交尾に及ぼうとしているという事実に変わりはない。何より交尾の実態がまったくわからない。
龍ってなんなんだろ、蛇?とかげ?とにかく爬虫類なの?爬虫類ってちんこどうなってんだっけ?
清光は愛車の真っ赤なホ◯ダフィットの中でハンドルを握りしめたまま青くなった。
この龍はどこからチンコを突っ込んでくるつもりなんだろう。リアウィンドウから?まさかフロントから来ることはないだろう、さっきバンパーあたりを口だと言っていたし……しかし窓からちんこを車内につっこまれたら、多分中にいる清光は無事ではすまない。というか車内が多分ぐしゃぐしゃになる。こないだやっとローンが終わったばかりの俺の愛車なのに。
「はぁはぁ……坊主、ちゅーをしよう……」
突然フロントガラスいっぱいに龍の顔が迫ってきた。にゅるん、と長く赤い舌が動き回り、ワイパーの隙間あたりをちろちろやっている。
ドラゴンカーセックス加則加
「昔からここいらを縄張りにしている……まあじじぃだな、うはは」
照れたような響きが笑い声に混じる。
言われて清光は、この地方に伝わる民話を思い出していた。
昔々、火口から降りてきた龍が湖に住み着いたが、いたずらが過ぎて旅の僧に懲らしめられ、以後この一帯の守り神になった、というものだ。
「久しぶりに目が覚めて散歩をしていてお前さんを見つけたんだ」
龍は浮かれた声で言う。
「一目惚れだよ、年甲斐もないと笑うかい?その林檎みたいなほっぺたときたら、食っちまいたいくらいに愛らしい」
──それは多分ボンネットです!
「つやつやの唇の形の良さときたら、空にかかる月も恥らうだろうよ」
──多分それはバンパーかな!?
「何よりその目だ。赤くて丸くて、きらきら光ってまぶしいくらいだ」
──もしかしてブレーキランプのこと言ってる!?
だが清光のつっこみは龍には届かない。ご機嫌な龍はひらりふわりと舞いながら山肌を這うように飛び、火口近くに静かに清光を下ろした。
ドラゴンカーセックス加則加
一目惚れなんだ、とその龍は言った。
「なあ坊主、僕の巣へ行こう。僕の花嫁になっておくれ」
甘い声が頭上から降ってくるが、清光は生きた心地がしなかった。はたから見たら完全に捕食だ。巨大な龍が立派な前肢で真っ赤な車を掴んで空を舞っているのである。眼下には、その日眺めるつもりでいた湖が初冬のやわらかな陽射しを弾いてきらめている。
──落ちたら死ぬ。
清光は全身から力が抜けていくのを感じた。
清光はその日、湖のほとりを走っていた。紅葉はすでに終わり雪にはまだ早いこの季節、観光客の足が途絶えるところを狙って出掛けてきたのだ。
小さな駐車場を見つけ、ここらで一度休憩を、と思ったその瞬間、突風に煽られて清光は空へと攫われた。
「なに!?一体なんなの!?」
「僕は一文字則宗」
歌うような甘い声が窓から飛び込んできたのはその時だ。同時に、真っ暗になった車内に陽光が差し込んだ。
爬虫類のような鱗のある巨大な指と尖った爪が車体を掴んでいるのだと理解するのに、かなりの時間を要した。現実のこととは到底思えなかったのだ。
BL GL大好き。ReSoner。
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