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サンジがカリファに敗北した時にナミが「あんたの騎士道…少し見直したわ」って言ってたやつ、どういう意図なのかなって考えてたんだけどあれ多分素直なナミの感想だよね。
ナミはバラティエの時いなかったし、先の展開を知らずここまでの情報だけだとまじでサンジは普段隙あらばメロリンしてる描写が主だから戦闘描写と分けて考えると基本ナミの前ではメロリンしかしてないんよな(そして戦闘は大体別行動なのでナミが活躍を目にする機会は少ない)。

そういう意味で“死んでも女は蹴らない“は読者への説明を兼ねたナミ視点でのサンジの行動への納得や意味付けなんだろうなって感じ。
これによってメロリンが今までは女好き故みたいにも取れていたのをサンジの信念を含む行動と把握できる。

逆に言うとW7までしか読んでない人がサンジをただの女好きって評するのは、ここまで何を基盤として行動しているかが描かれていないから割と正しい。

あともひとつ思ったのが、サンジって確か一味加入してからカリファ戦まで一度も敵に負けてないんよな。
それでこの負けも自分の信念を貫いた結果で実はあんまりサンジ自身には深く刺さる痛手じゃないっていう。

ゾロがミホークに負けて覚悟決めたり、ルフィがクロコダイルやルッチに勝てなくて更に強くなるために新しい戦い方を考えたような成長に繋がる負け方をまだしてないっていう意味で、サンジの特に精神的な成長はまだ先送りにされてるなって印象。

サンジ、この時点では自分がどう足掻いても勝てない相手に対峙していないしそれによって何かを失う事態にも遭遇していないんよな。
決定的な失敗が無いというのは=成長する機会が無いでもあるかなって思うし、サンジの性格だとそれくらいどうしようもない事態に発展しないと反省まで行きつかないっしょ(サンジ頑なにアホ論)。

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