最後のまとめが気に入らないのでもっかい言及しとこ。
ここの場面で見せたいのは「チョッパーが『バケモノ』を受け入れてくれる人がいることを知って心情に変化が生じる」ことであって、「サンジが優しい」では無いって話。
主題(チョッパーの心情変化)を描く過程で関わったのがここではサンジだったから彼の思考や行動方針に則ってシーンを作るとこうなる、なのよな。
だから「サンジの優しさを汲み取れるコマ」ではあるけど「サンジの優しさを描くためのコマ」ではない。
あくまで副次的な要素なのにそこだけに注目されると本来の演出意図のほうを読み取っているのか疑問に感じてしまう。
話題がサンジについての場だったり理解していてもわざわざ口にしていないだけの可能性も十分あるから上記を前提に話しているなら良いんだけど、そうでない人もいそうな感触があるのが嫌というか、良い内容なのに把握せずにいるのもったいないなと思ってしまう。