金カム辺見の在り方、弟の事がきっかけでものすごい歪になってしまった精神故でめためたに重いのにコメディ調に描かれてるから緩和されてる反面、その影響で人によっては辺見の性質を性癖と理解しているのつら。
間違いではないけど性癖以上に自罰と心の崩壊を止める為の無意識の認識ずらしじゃん。

「杉本さん僕のこと忘れないでいてくれますか?」の場面めちゃくちゃ良い。
煌きに魅せられて自分もそうなりたい辺見がここで出てくるの死の受け入れと生への讃歌じゃん………
欲しいものが手に入る瞬間が今際の際しかないんだよな……………

だからあの「生きてて良かった」は求めた死に方でしか得られないし、それを与えてくれた杉本が自分を忘れないでいてくれるのただひたすら嬉しいよな。

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辺見、生を見出す為に死が必須なところがめちゃくちゃわかるなんだよな〜〜〜〜
死にたさも勿論抱えてるだろうけど、それ以上に『自分が生きてる証を掴むには死ななければいけない』感覚なのが一瞬の煌きに魅入られてしまった者の性(さが)じゃん……

辺見の感情は突き詰めると弟を助けられなかった自分への罪の意識なんだけど、同時にあの時目にした命の煌きを実感することが弟が生きた証を立てることにも繋がっていて自分を救う為の行動でもあるよな〜〜〜〜わかる〜〜〜(????)

同じ行動に自罰と救いが同居してて、それがあの欲求なのものすごい破滅的なんだけど、純粋で美しい感情でもあると思うよ。(この場合の美しいは「雑味が混じっていない・純度の高い感情」の意)
あれはもう祈りにも近い願望だよ。

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