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ダイ大アニメ97話で偽勇者一行が出てきたのハチャメチャに感激したんだけど、掘り下げていくとまぞっほがポップにかけた言葉が巡り巡って彼らが世界を救う一端を担う状況を作り出しているとも言えるところに人生の面白さと人間讃歌を感じるんよな。

偽勇者一行は今までひたすら自分たちを優先した行動を取ってきていたからこそ、人間世界の危機という逃げ場のない状態なら生き残るために脅威を食い止める方向に動くという行動指針に納得できるのが良い。
彼らが悔い改めた訳でも急に性格が変わった訳でもなく、必要に応じて自らの為に行うことが世界を救うって構図がとても好みだし、小悪党に身を落とした彼らの胸にもひと粒の勇気のかけらが残っていたのかもしれないという希望的観測ができるところもめちゃめちゃ好き。

そもそもまぞっほがポップを鼓舞した時点で胸に勇気のかけらが燻っていたわけで、それをポップに託して終わりだと思っていたらその因果がきっちり彼らの元に返ってきてるんよな。
強者に立ち向かう正義は持てなくても、生存欲と合致する正義を持てたというの救いだわ。

偽勇者一行は、
『何度逃げ出しても、たとえ強者を相手取れない、清廉潔白でない人間であっても胸に勇気や正義を持つことは出来るしそれは許される』
というの逃げ出したことのある者への救済のメッセージで本当にありがたい。

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