今読んでる『この夏の星を見る』p.308の一文、

「別に試合に興味ないとかじゃないよ。だけど、勝っても負けても、嬉しいのも悲しいのも、野球部のみんなが一番そう思ってるはずだし、応援してるだけの私が泣くのはちょっと違う気がして」

これすごくいい。私は好き。
人の経験を当事者ではない自分がただ消費するのは違う、っていう。
すごく辻村さんが出てる気がする。
『子どもたちは夜と遊ぶ』でも同じようなことを書いていて、一貫してるなって思う。

フォロー

なんか、この一文を見ただけで、この本読んでてよかったって思ったわ。

感情移入しなくても、人に寄り添うことはできるもの :ne:

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。