私のメモ
私はできるだけ小さく縮こまって、彼を刺激したり怒らせたりしないように努めた。彼が快いと思うように屈服し切り、やること、話すこと、考えることがすべて彼の気に入るように努めた。それは虚しいことだった。何をやっても、それで十分ということには決してならないのだ。それでも、自分と呼べるものがほとんど無くなって、私であった人間がほとんど何も残らなくなるまでそうしていた。1番彼の気に召したのは、そんな風にしてほとんど自分であることをやめた誰かだった。
私のいない部屋/レベッカ・ソルニット
バンタンを好きになって私は私だ!と戦う事を決めた。