NTL「善き人」感想
この話の何が怖かったかって「この思想に対して自分は心当たりがある」って気付くのが1番怖かった。
家事等の生活が出来ない妻の代わりに子どものことや食事の準備をしながら働き、自分の母は認知症で介護が必要。自分1人では解決できない問題に頭を抱えて、安らぎと逃避を叶えるかのように自分へ好意を持つ教え子と関係を持つ。
妻も友人も愛しているし大事だけど、自分が一番かわいい
NTL「善き人」感想3
@arazu11 「善き人」を観ながら感じた「心当たりのある思想」は、「自分自身じゃ解決できない周囲環境や家庭問題でめちゃくちゃ辛い時に他者に対しての優先順位が下がること、問題の解決に安楽死が過ぎること」なんですけどこの問題は基本的に福祉や公的機関の不足問題なんですよね
NTL「善き人」感想4
@arazu11 彼の立場になった場合に彼と同じ選択をしないと言いきれない自分が恐ろしくて、その恐ろしさを自覚して選択する責任があるよね。特に今の不安定な世界情勢だと余計に考える
NTL「善き人」感想2
妻や母に対して、唯一の親友に対しても「何もできない」と言い訳して選択した先があの結末なんだけど善き人って一体なんなんだというこの…胸が締め付けられる思い…。あの結末を生み出したのは悪人ではないんだよ、という辛さ。
1つ1つの選択でぼろぼろと落ちていきどうにもならなくなっていっても、その時点では気付かないし気付いた時点ではもう遅いということを人間は繰り返しているのが本当に辛いな。今観れて良かったな