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「夜明けのすべて」昨日見てきました。ねたばれ含む雑感など 

自分と他人は違うけどそれでも寄り添うことは出来る希望みたいなのを感じた。藤沢さんのPMSの症状が出る場面にはらはらしていたし、その時の他人との会話が生々しくて見ててしんどかった。なので尚の事山添さんのあの言葉に怒り心頭で見ながらきーってなってしまった…し、でもそこであういう若干皮肉と自虐と冗談混じりの返事をする藤沢さんはすごい…。でも山添さんもそこで終わらず他人の症状を勉強するところはとても誠実だった。他人に寄り添うことは出来る希望を感じたけれど、藤沢さんのように(もしかしたらおせっかいと思われてしまう程に)私は踏み込んで優しくなれないと感じて、すごいよ…(2回目)となってしまう気持ちも同時にあった。山添さんのあの嫌な返事や言葉もこういう人いる…となったし、お互いの病気のことを知った後のあの遠慮のない二人の会話もすごいなあとなってしまった。
社長と山添さんの前会社の先輩の繋がりと、藤沢さんと山添さんを見守る態度と言葉に泣いていた。先輩が泣く場面で、嬉しかったのだろうなと感じてまたほろっとしてしまった。
言葉で多くを語らないけれど他人にはそれぞれ思うこと色々な過去があることを場面や空白で見せてくれる丁寧な作りの映画だったな。

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