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「血槍富士」観ました。群像劇と侍の世界の馬鹿馬鹿しさをおかしさも込めて伝えてたところからの最後の展開が怒涛で目が離せなかったしすごかった…槍と刀の戦いの見せ方もめちゃ格好よくてうわーっって興奮した。遠くから映したり槍で突いた相手の背中からの場面とか。最後の権八の処遇を話す場面からの歩いていく権八の時の音楽も明るいのが皮肉にしか聞こえないのもうわとなりつつ好きだった。
群像劇していた中盤までの人情の温かさも良くて会話もどこも素敵だったな。(おすみが権八の仕草に合わせて三味線弾いたり、祭りの場面であえて槍持ちの話を持ってきて権八が気付く場面とか好き)普段“良い人”である侍の主人が酒を呑むと荒れて人に喧嘩売るところとか、良い人だけではない人物なのとお酒が入った時の言動にも複雑さが見えるというか。泥棒や身売りの話も続いての最後に繋がるのもいいなあとなった。その直前の主人と従者である小十郎と源太の会話もさっぱりと簡潔に疑問を話してて好きだった。多分そういう疑問に気付く人はあまり居なくて従者である源太も小十郎の話すことにずっと?してたのが、一度「そういうもの」であるものに疑問を持つことの難しさも少しだけ感じた

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