音楽のずっと同じ音楽を繰り返してるのとか曲調が西部劇でもしかしたら物語もそれに近かったりしたのかもしれない。美奈さんの、過去がそうさせているのだろけど誰にも愛想笑いもしないしセクハラには無言で応えるし、今でも執着されてる男にもずっと抵抗してるのもよかったな。上村を好きになったというよりも似た境遇であると感じたのと居たくない場所から抜け出す手掛かりになる人と思ったからなんだろうし、だから最後の嘘もいやそれはーっ…とはなったけど気持ちは分かるよとなってた。
上村と塩崎の互いを、というより上村が塩崎を、大事にしているのもなんかよかったな…。置き手紙残したり上掛けをかけてあげるところも。自分が信頼されていることを知ってそれに応えているのが格好いいなあと思ったし多分それが優しさなんだろうな。「嫉妬するみたいね。男の人の友情て」て思わず言ってしまう美奈さんに少し胸が痛みつつ。
美奈さんの周りに対しての態度を格好いいなと思ったもののそれはそうするしかない故の強さと思うと単純に素敵として思ってもいけない気がしてきた。ただこんなクソな場所から出ていくと決めた切っ掛けは何であれ上村でそれを選んだのは美奈さんなので、そこはよかったなとなりました。何言ってるんだか分からなくなってきた。