ゲームとしての所感
少し高く跳べる仔ジカと少し狭い場所に入れる仔オオカミとで仕掛けを動かして進む簡単操作のアドベンチャー(足場から落ちたりしないタイプのゲーム)で 協力プレイ向けでありつつソロで右手と左手で1匹ずつ操作してクリアすることもできるんだけど ソロクリアは恐ろしく脳が疲れた…!
カメラがあんまり親切じゃなくて いつも進行方向を映してるとは限らないし地形にも引っかかるし 2匹がバラバラに離れるとガーッとズームアウトするからちょっと周囲を見て回るのにも2匹連れ立って行かないといけないのは桜井政博かよと思った
ガイド表示もいつもすべきことに対して出る訳じゃなかったり 画面の美しさの分ギミックが背景に溶け込んじゃってるとか 足跡だけ追いかければいい訳でもないとか まず行ける場所行けない場所が製作者の都合で決まってる感じで 実質一本道なのに順路を見落とすこともしばしば リアルに迷子を体験した…たぶん不具合だけど詰みパターンにも遭遇してさ…
5章なんかはままならない上に気が急いてしんどくもあった… やっぱり親しい間柄で小さきものを愛でながら声を掛けあってサクサクッとクリアするのがいいゲームなんじゃないかなぁ これは攻略情報だけどラストのゴンドラは普通にジャンプボタンで乗れるよ!!!
クリアしてるよ! ラストシーンまでの所感
eショップとかの情報だけ入れて異種バディだ!という印象だけで開始
雪深い大地ではぐれた同士の仔ジカと仔オオカミが家族の足跡を追う旅を共にする 過酷な設定だけど“友達と一緒にくつろぎながら”の協力プレイをすすめてるからには対立や死別はなさそう? 魂になって寄り添いあうのはギリあるかも…? と若干勘繰りはしたけど そんなことはない素直な話だったわ!
あとシカの方が冷静でオオカミの方がわちゃわちゃしてたらかわいいなとか思ってて それはその通りだったよ
UI以外に説明はないけど 別にたまたま行きたい方向が同じなんだからねって感じで威嚇しあってた2匹が 距離を取りながらも並んで走り出した時は嬉しかったし 協力できると分かって隣に立つようになった時 力を合わせて扉を開けて喜びあった時には愛しみが溢れた(ン~~~~~~♡♡♡)し その後に出てくるアクションが想いをすごくよく表しててたまらなかったな!
途中 異種同士ちょっと仲良くなったくらいでどこまでも一緒には行けないんだよ と語るようなくだりもあるものの エンディングの2匹がずっとずっと別れを惜しみ続けてくれたからそれで充分だった きっと2匹のきょうだいたちも旅の記憶を分かちあってくれるだろうから孤独じゃないんだよなと思う