お腹の上の🐈ちゃん 

ノアラハ時代に天幕の中で寝転がって本を読んでる冒険者の上に悪戯目的でのっかる。平然とそのまま読み続ける冒険者に重たくねぇの? って、尻尾振り振りしながら聞くと重たい、けどまぁそこまでじゃないと答えた冒険者の上でちょっかい掛けながら🐈ちゃんも本を読み出す付き合っていない光ラハ。

居室のクリスタリウムベンチに足を上げて読んでいる冒険者に自分が用意した部屋で寛ぐ冒険者に満更でもない。
冒険者がぽんぽんと自分の腹を指して空いてんぞ、って言った途端に真っ赤になりつつ尻尾が逆立つ。重たいし、そんな訳には……とかもじもじし出すので昔は乗った上に体重をさらに掛けてきたのに?! 尻尾で人の足を擽ったの誰だよって揶揄いだす。最終的に控えめに乗ってきたがちがちの水晶猫ちゃんに満足そうな付き合いだした光ラハ。

冒険者の自室でソファに寝転がっている光に当然のように乗ってくる猫ちゃん。そのまま本を読み出すので、俺が重たいから退いてって言ったらどうすんの? って、聞いたら猫ちゃんはあんたはオレを重たいからって退けるのか? って逆に聞き返す。もしどんなに重くなってもラハから乗ってくるならそれは重たくねぇなってしれっと答えながら本に視線を戻す冒険者に嬉しそうに赤毛の耳を振るわせる付き合って長い光ラハ。

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