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京極夏彦さんのご本を最近になってはじめて読みました。姑獲鳥の夏。 

分厚さにおののいて長年にわたり遠巻きにしていたのに、いっきに読めてしまった。おもしろかったと同時になにかこう肌触りの良くない、もやもやとした、やな感じが心に残っている…
現代の呪いは大概ひとの手でつくられるのだろうし、ゆえにひとの手で解くこともできるんだろうな。誰もがみんな探偵役のように鮮やかに、とはいかないだろうけど。京極堂氏をカッコいいと思うのなんとなく悔しいんだな〜でもカッコよかったな〜…
ちなみに読んでいて一番驚いたのは京極堂さんが本名・京極堂さんではなかったことでした。(名前だけはなんとなく聞いたことあった。)

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