家を出て3年目の冬。
家出当初は「元通り」を願って、がむしゃらに動いていました。
たくさんの「専門窓口」に相談したし、家族に色んな提案もしたけど、拒絶されてばかりの日々。
疲れ切って諦めはじめたのが昨年半ば頃かな。
そうしたら、気がついたんです。
私、「私」を忘れていたなと。
好きなコトやモノ、なんで忘れていられたのだろう? 結婚して以来、日々を過ごすことに精一杯で、長らく余裕がなかったのかもしれません。
私の人生、どんな最期を迎えるかは分からないけど、「このまま」「現状維持」では私は後悔に塗れたまま、最後のため息をついて、あちらの岸へ渡ることになるのは確実です。
そんなのは、まっぴらごめんです。
今、断捨離を少しずつ進めながら、これからの時間をどう過ごすか、自分はどうありたいか、考えています。
私に出来ることは少ないかもしれないけど、物書き時代のように少しでも誰かに「ほっこり」する時間を提供できたら嬉しいなぁ。
そんな「軸」は変わっていないようです。
凍てつく寒さの中でも変わらず咲く蝋梅を見上げながら、私もかくありたいと思ったりしています。