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『夜明けのすべて』鑑賞。
原作小説は読了済み。
細かい設定や終盤の展開が上手く改変されていたのと、藤沢さんと山添くんのやり取りが小説の台詞から大分使われているのを観て、とても誠実な姿勢で映画化しているなという印象だった。
今、我々に必要な物語をこういう形で世の中に出してくれて有難う。

今日も私たちは誰かとすれ違い、誰かと出逢って、誰かとさよならをする。人間って日々生まれては消えていく星みたいだね。
原作小説を読んだ時はタイトルにあまりピンと来なかったけど、映画化されてより鮮明になって、だからこのタイトルなんだと腑に落ちた。

藤沢さんと山添くんのやり取りのなかで危うい部分(この辺り原作小説にあったかな。あまり覚えていないので後日確認する)がところどころあったが、それでも私は原作小説に込められた願いを強い祈りへと変えたこの映画のことを時々思い出すだろう。
観て良かったです。
  

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